2017年11月14日

イカルガ

完成:2017年11月
技法:不切正方形1枚折
用紙:カラぺラピス(630mm四方)
モチーフ:イカルガ(ナイツ&マジック)
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きっかけ
 ロボット、ファンタジー、ものつくり・・・と自分の好きなものがたくさん詰まった「ナイツ&マジック」にはまり、何か表現したいと思い、今までやったことの無い6本腕で主人公機の「イカルガ」を作りました。こんな禍々しいのが主人公機・・・。

構造
 恒例の22.5°ベース、蛇腹仕込み。最初期では6本腕を最大限の長さで出すよう、上半身にあたる部分は、辺の3等分ベースで角配置したが、「肩」が無く形がまとまらなかった。近傍の22.5°線を利用したら丁度いい感じになり、基本構造は非常にシンプルになった。
 初期構想時は、内部角で頭部を造形するつもりだったが、股間の前垂れ用の角を後ろに回せば辺角を頭部造形に使えることに気づき、現在の形になった。
 周辺に蛇腹を仕込むことで、6本腕の5本指、足部造形、頭部造形用の領域を一気に確保。比率計算で近似値が9等分だったので蛇腹部分の折り出しは9等分(ゆえに630mm四方の紙で制作)。

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展開図は左半分:基本構造。
 
 デザインはアニメ版を参考にしつつ、折紙作品としての落としどころにアレンジした(妥協ともいう)。
 心残りは、背中の造形ができていない点。特にベヘモスハートのスペースが再現できなかったのが・・・。まあ、しかし総合的には満足したのでバージョン設定は無しなのです。

twitterまとめ
原作者様、漫画作者様、アニメ版メカデザイナー様にリツイートされて非常に嬉しかったです。





















posted by ゼニガメ男爵 at 22:49| Comment(0) | 作品紹介

2016年11月16日

シン・ゴジラ(第4形態)ver0.9

シン・ゴジラ(第4形態) ver0.9
完成:2016年11月
技法:不切正方形1枚折
用紙:雲龍紙+カラぺ(60cm×60cm)
モチーフ:シン・ゴジラ
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きっかけ
 「ゴジラ」は子供の頃大好きでしたが、「シン・ゴジラ」は最初特に興味を持っていませんでした。ただ、Twitterを眺めていると、これは“今”映画館で見ないと後悔するな・・・と思い、見に行ったら凄かった。もう何が凄いのか分からないくらい凄くて終始震えていました。そして震えながら既に折紙で表現する構想に入っていました。恐るべし折紙脳。

構想
 「シン・ゴジラ」は作中で折紙がキーになったのもあり、折紙人にとっても人気のある題材となっていると思います。つまり、既に結構な人が手掛けています(「ゴジラ」でいえば昔からたくさんの折紙作品があるし、もちろん自分も何作品か作った。)
 そんな中で、自分が「シン・ゴジラ」を作るにあたって重視したのは以下です。
 ・目の表現。何考えてるのか分からないあの怖い目が表現したい。
 ・割れから見える紙裏も表現の一部に利用したい。
 ・「角の重さ」から、背びれや華奢な腕は辺角を用いたい。
 ・とにかく細部まで表現したい。
 
 で、このコンセプトを実現するための構造が、内部角で脚を出して辺角で背びれを出す。背割れ構造にする。といった回答・・・蓋を開けてみると神谷さんの「ディバインドラゴン」と同じ基本構造になっていました。折紙的にはあまり新規性が無いけどそんなことはどうでもいい。俺が表現したいシン・ゴジラはこの構造が最適なのだ。

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 今回、本折りに使用する紙の開発も試作段階から実施しました。折紙作品は「構造と折り方」だけではなく、「使用する紙」とそれに合った技法の選択が重要であるということを強く意識するようになってきたので・・・。
 最近試作によく使う大判の上質紙を塗装してみたりしましたが、最終的に雲龍紙+カラぺで落ち着きました。(単に60p超の紙を塗装する設備が無かったのもある)
 白目を再現するために頭部のみ裏を白にしています。

今後
 今回はver0.9としています。つまり、自身のイメージを100%再現できていない。その理由は「尾が短い」から。ちょいと弄れば改善できますがとりあえず次の作品を手掛けたいのもあるので、ここで一旦完成としました。まあ、その内バージョンアップするかもしれません。

余談
 題材とタイミングが良かったのか、twitterでこれまでにない反響をいただいてしまいました。感想等を見ていると「1枚折りのインパクト」はやはり大きいと感じました。複合推進者の一人としては複雑な心境であります。

関連tweetまとめ






















posted by ゼニガメ男爵 at 23:39| Comment(0) | 作品紹介

2016年08月11日

トライオン3

トライオン3

完成:2015/3
技法:不切正方形複合折り(複数枚の正方形用紙を切らずに折り組み合わせる)
用紙:カラぺ+アルミホイル+カラぺ
モチーフ:トライオン3(「ガンダムビルドファイターズトライ」より)

ソラトライオン
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ウミトライオン
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リクトライオン
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行くぞ!
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レーッツ!トライオーン!!
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最強機動トライオン3!
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アームド!ブースター!!
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超吼剣!
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作品解説
 自分の持つ複合折紙作品技術の全てをつぎ込んで作った折紙作品。合体シーンを何回も見て変形ギミックを把握、折紙作品に落とし込むためにアレンジは加えていますが、基本的に忠実に再現しました。

きっかけ
 そろそろ合体ロボに再挑戦したいと思い、前々から作りたいと思っていた宇宙皇帝ドライアス(太陽の勇者ファイバードのラスボス)でも作るかーと構想していたところ、当時放送していて嵌っていた「ガンダムビルドファイターズトライ」でガンプラでありながら勇者ロボという衝撃のキャラクターが登場しレッツトライしました。

ソラトライオン
 変形合体ギミックの都合上、全部で4枚使用。脚部の変形ギミックは差し替え無しにしたかったのですが、折紙という表現媒体では難しく、断念。逆にブースターの収納等は折紙ならではの折り畳みで実現できました。

ウミトライオン
 エイ型のロボットです。アームドブースターを再現したかったので3枚使用しました。腕部の取り外し可能な接合方法等、工夫を凝らしていますが本折に選択した紙が悪く、狙っていた「簡単に取り外しできつつ保持力がある接合部」は実現できていません。材料含め今後の研究課題です。

 リクトライオン
  リクトライオンだけで、以前作ったビルドバーニングとほぼ同等の難易度の1枚作品だったりします。合体がメインなので、プロポーションは重視していません。合体ギミックの折紙アレンジがかなりうまくいったと思っています。

 トライオン3
  3体が合体した姿。各接合はしっかりとしていて、取り外しも容易。この辺はうまくいったと思います。肩回りの可動域が狭いのでポージングが限られるのが難点・・・。

以上、トライオン3でした。ノリで一気に作り上げた作品でした。色々と工夫を凝らしましたが狙った通りできていない部分も多々あるので、今後の合体ロボット創作の中で実現していきたいと思います。
posted by ゼニガメ男爵 at 00:57| Comment(0) | 作品紹介