2016年11月16日

シン・ゴジラ(第4形態)ver0.9

シン・ゴジラ(第4形態) ver0.9
完成:2016年11月
技法:不切正方形1枚折
用紙:雲龍紙+カラぺ(60cm×60cm)
モチーフ:シン・ゴジラ
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きっかけ
 「ゴジラ」は子供の頃大好きでしたが、「シン・ゴジラ」は最初特に興味を持っていませんでした。ただ、Twitterを眺めていると、これは“今”映画館で見ないと後悔するな・・・と思い、見に行ったら凄かった。もう何が凄いのか分からないくらい凄くて終始震えていました。そして震えながら既に折紙で表現する構想に入っていました。恐るべし折紙脳。

構想
 「シン・ゴジラ」は作中で折紙がキーになったのもあり、折紙人にとっても人気のある題材となっていると思います。つまり、既に結構な人が手掛けています(「ゴジラ」でいえば昔からたくさんの折紙作品があるし、もちろん自分も何作品か作った。)
 そんな中で、自分が「シン・ゴジラ」を作るにあたって重視したのは以下です。
 ・目の表現。何考えてるのか分からないあの怖い目が表現したい。
 ・割れから見える紙裏も表現の一部に利用したい。
 ・「角の重さ」から、背びれや華奢な腕は辺角を用いたい。
 ・とにかく細部まで表現したい。
 
 で、このコンセプトを実現するための構造が、内部角で脚を出して辺角で背びれを出す。背割れ構造にする。といった回答・・・蓋を開けてみると神谷さんの「ディバインドラゴン」と同じ基本構造になっていました。折紙的にはあまり新規性が無いけどそんなことはどうでもいい。俺が表現したいシン・ゴジラはこの構造が最適なのだ。

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 今回、本折りに使用する紙の開発も試作段階から実施しました。折紙作品は「構造と折り方」だけではなく、「使用する紙」とそれに合った技法の選択が重要であるということを強く意識するようになってきたので・・・。
 最近試作によく使う大判の上質紙を塗装してみたりしましたが、最終的に雲龍紙+カラぺで落ち着きました。(単に60p超の紙を塗装する設備が無かったのもある)
 白目を再現するために頭部のみ裏を白にしています。

今後
 今回はver0.9としています。つまり、自身のイメージを100%再現できていない。その理由は「尾が短い」から。ちょいと弄れば改善できますがとりあえず次の作品を手掛けたいのもあるので、ここで一旦完成としました。まあ、その内バージョンアップするかもしれません。

余談
 題材とタイミングが良かったのか、twitterでこれまでにない反響をいただいてしまいました。感想等を見ていると「1枚折りのインパクト」はやはり大きいと感じました。複合推進者の一人としては複雑な心境であります。

関連tweetまとめ






















posted by ゼニガメ男爵 at 23:39| Comment(0) | 作品紹介

2016年08月11日

トライオン3

トライオン3

完成:2015/3
技法:不切正方形複合折り(複数枚の正方形用紙を切らずに折り組み合わせる)
用紙:カラぺ+アルミホイル+カラぺ
モチーフ:トライオン3(「ガンダムビルドファイターズトライ」より)

ソラトライオン
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ウミトライオン
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リクトライオン
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行くぞ!
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レーッツ!トライオーン!!
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最強機動トライオン3!
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アームド!ブースター!!
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超吼剣!
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作品解説
 自分の持つ複合折紙作品技術の全てをつぎ込んで作った折紙作品。合体シーンを何回も見て変形ギミックを把握、折紙作品に落とし込むためにアレンジは加えていますが、基本的に忠実に再現しました。

きっかけ
 そろそろ合体ロボに再挑戦したいと思い、前々から作りたいと思っていた宇宙皇帝ドライアス(太陽の勇者ファイバードのラスボス)でも作るかーと構想していたところ、当時放送していて嵌っていた「ガンダムビルドファイターズトライ」でガンプラでありながら勇者ロボという衝撃のキャラクターが登場しレッツトライしました。

ソラトライオン
 変形合体ギミックの都合上、全部で4枚使用。脚部の変形ギミックは差し替え無しにしたかったのですが、折紙という表現媒体では難しく、断念。逆にブースターの収納等は折紙ならではの折り畳みで実現できました。

ウミトライオン
 エイ型のロボットです。アームドブースターを再現したかったので3枚使用しました。腕部の取り外し可能な接合方法等、工夫を凝らしていますが本折に選択した紙が悪く、狙っていた「簡単に取り外しできつつ保持力がある接合部」は実現できていません。材料含め今後の研究課題です。

 リクトライオン
  リクトライオンだけで、以前作ったビルドバーニングとほぼ同等の難易度の1枚作品だったりします。合体がメインなので、プロポーションは重視していません。合体ギミックの折紙アレンジがかなりうまくいったと思っています。

 トライオン3
  3体が合体した姿。各接合はしっかりとしていて、取り外しも容易。この辺はうまくいったと思います。肩回りの可動域が狭いのでポージングが限られるのが難点・・・。

以上、トライオン3でした。ノリで一気に作り上げた作品でした。色々と工夫を凝らしましたが狙った通りできていない部分も多々あるので、今後の合体ロボット創作の中で実現していきたいと思います。
posted by ゼニガメ男爵 at 00:57| Comment(0) | 作品紹介

2016年04月19日

オープンカーver1.0

オープンカーver1.0
完成;2016/4
技法:不切正方形1枚折
用紙:カラぺラピス
モチーフ:特になし
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作品解説
 オープンカーver0.5で再現できなかった開発当初のイメージをようやく形にできたのがこの作品。Ver0.5は形にするのがやっとでした・・・。
 Ver1.0で再現できた開発当初のイメージは以下。これがver1.0における進化点になります。
1)ホイールの表現
2)フロントのデザイン
3)ハンドル

1)ホイールの表現
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 Ver0.5からタイヤ用の内部角を倍に沈め折りすることで、ホイール用の領域を確保するという直球の方法で実現できました。

2)フロントのデザイン
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 Ver0.5は、箱の角をつぶしてヘッドライトを造形するだけ・・・と力技でしたが、今回は折り出した角をフロントバンパーに使うというアイディアがブレイクスルーになり、しっかりとしたデザインを折り出すことができました。
 ヘッドライトの見立ては偶然できたものでしたが、これ以上無いくらいハマっていて運命を感じました。これぞ折紙創作の醍醐味(!?)。

3)ハンドル
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Ver0.5もハンドルは折り出していますが、開発当初のイメージである内部角をつぶして作るというアイディアは実現できていませんでした。今回は難なく実現できました。
Ver0.5の時は、あまり前例のない22.5度ベースによる自動車ということで、形にするのがやっとだったので・・・。

展開図・構造等
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 展開図を見てわかる通り、ver0.5を細分化、領域拡大したものになります。基本構造は変わっていません。
この車の基本構造、22.5度系をベースにしているため、折っていく内に誤差が大きくなってしまいます(折手の実力が残念)。そして、この誤差が曲者で、生物モチーフならば許容できる誤差でも、車では許容できない・・・この辺が機械モチーフの難しさかもしれません。※本折りでは、誤差を極力小さくするため、定規で測りながら折り進めました。

 今回の創作で初めて折り出し比率の計算、手順の導出を行いました。実はこれまでは必要性を感じてこなかったので、折り出し比率の検討はやってきませんでした。しかし、アイアンマンの創作あたりから、造形用の蛇腹部の幅と基本フレームの22.5度部分の幅を揃えて最適化したくなり、今回初めて比率計算が必要になって色々勉強しました。
 探偵団マガジン115号のクローズアップ、小松さんのサイト、神谷さんのサイト等を読み解き、何とか自分なりに理解して、やっとのことで自分が作った展開図を折り出す方法を見つけ出しました。
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これが最適解かは分かりませんが、とりあえずこれで折っています。

以下、別アングル画像。写真は難しいです。
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今回は開発期間がものすごく長かったのでtweetまとめは不可でした。以上、オープンカーver1.0でした。もうしばらくコイツは折らない。
タグ:乗り物
posted by ゼニガメ男爵 at 23:56| Comment(0) | 作品紹介